にっき

 

英国の右翼グループが動き出す。

エディンバラの地元新聞が今日家に届きました。
エディンバラ版ヘラルド&ポストというもので、毎週金曜日になると家に無料で届けられます。発行は木曜日みたいですが、1日遅れで地元世帯に無料で配達されています。

この新聞の一面を飾ったのが、

『ANTI- MUSLIM DEMO SPARKS CLASH FEARS』

というものでした。

何々?と読んでみると、スコットランドの右翼グループに所属するScottish Defence League - SDLが来月2月に「反イスラム」のスローガンを掲げエディンバラの街を行進する予定を立てているみたいです。すでに、去年の11月にグラズゴーで行進済みだそうです。ニュースで聞かなかったことに驚きます・・。このグラスゴーでの行進を受け継ぐ形でエディンバラでもやりたいそうです、暴力もありで。

行進は2月20日に予定されてるようですが、この日には中東映画祭がエディンバラであり、しかもエディンバラの地元サッカークラブのハーツの試合が行われるようです。酔って狂うサッカーファンも仲間に入れてしまおう?という魂胆でしょうか?・・。

トラブルを起こすにはもってこいの日を選んだってわけですね。。

エディンバラには、イスラム教徒の集まる大きい建物のモスクが1つあります。そしてイスラム教徒の方が多く集まる街でもあります。このSDLの街行進がOKになれば確かに大きな摩擦が起こるでしょう。。

ただ、エディンバラにもAnti-fascist(反独裁者)グループがこの騒ぎを承知していて、パブ(居酒屋)の経営者達に『先の例により、暴力の元になるからSDLの人間の入店を断るようにしてほしい。SDLがパブに集まり話し合う場面を見たら警察へ通報してほしい』と根回しをしているようです。『パブに入店許可、拒否』の決定権は誰にもあらず(行政にもない)、パブの経営者の判断に委ねられるのだそうです。

「こういう奴だから入店お断り」だとそれこそ差別につながるからだと思いますが、TPOじゃないんだろうか? 
パブに入る目的は1つでしょう!ただ話し合う・落ち合うならコーヒーショップだって良いわけで、パブ=酒飲むからでしょ?確実に酒を飲んだその勢いで来ることは経験上分かりきっているんだと思います。私だったら、酒も暴力の過程で援助=共犯者だ、という理由で処罰できると思いますけどね(こういう過激な行進の時に限っては)。イギリス人は酒の飲み方を知らないので有名なんだから。

もし、SDLのグループが行進をしたら反独裁者グループとの小競り合いが始まるのは目に見えてるようです。反独裁者グループは『行進が決行されれば私達は必ずその行進を止めさせる。平和的にSDLの行進を妨げ道を通らせないようにする。』と宣言。



話しを少し戻すと・・・・。
先週あたりに、Islam4UKというグループが、何を血迷ったのか(><)お棺に入った戦死した軍人を迎え労うと同時に行進するその場所で『反イラク・アフガン戦争』をスローガンに俺達もそこを行進する!というニュースがありました。この行進はすぐに禁止となるなりました。

Islam4UKの言い分も分かる気がしますけどね。彼らも『どれだけのイラク・アフガンの市民達が殺されてるのか?その人間達の為の行進だ』と言うことで。。 それは分かるけど、その場所ではマズイだろう・・。

その場所とは。イラク・アフガン戦争で兵士が戦死するとWootton Bassett(ウォットン バセットと発音?)という町で戦死者を労い迎える場所です。昔ながらの軍人が多く住む町のようです。

イギリスには、このイラク・アフガン戦争は間違っていると思ってる人間も多い。それでも「国の為に亡くなった」人間に感謝の意を示すのは当たり前の事だと思ってる人も多いので、そういう人間に対してもこのIslam4UKの行動は間違っているというわけです。

抗議するのも分かるけど、、場所が違うよ・・。


このIslam4UKの行進の話題があった後に、元カンターべリー大司教が『移民(の数)をどうにかしないと国民の怒りは頂点に達する、結果その怒りが暴力を生み出す事になる。移民はキリスト教に限るのも策のうちかもしれない。』という発言を出しました。

ま、これも分かる気がしますが・・・。キリスト教徒でもとんでもない人がいますからね、気をつけないと。


また話しはエディンバラの右翼グループDSLの話しに戻ると。。。
このIslam4UKの行進もその土地の住人を刺激しすぎる理由で行進が禁止になったのだから、DSLの行進も禁止にしないとこれまた偏りすぎるんじゃないだろうか??? 暴力が付き物って分かっている団体なら特に止めないと。。
警察は、2月20日にどこのルートを行進するかは把握しているようでこの行進も行われるだろうと思っているみたいです。最終判断はエディンバラ市の議会に委ねられているとの事。

2月20日はエディンバラの住人にとって要注意の日となりました。警察もどこのルートで行進するの分かってるのなら公表して欲しいと思いますけどね!そのルートを避けれるから。。
新聞の一面に記事を載せたことで、反独裁者グループ側またはSDL側のどちらかに加わるエディンバラ住人も増えるんじゃないかな?と考えてしまいますが、できればこういう過激思考的な行進は議会で阻止して欲しいです。 エディンバラに集まるイスラム教徒の反応もあるのだから・・・。


異人種同士の調和をどこで保つか?調和条件を作る事はじめないといつまでたっても終わらないよ。
[PR]



by eilene | 2010-01-15 13:48 | 気になるニュース

質素ではなく、素朴な生活がしたい。人生山あり谷あり崖あり。スコットランドからこんにちは、日々思うことを「にっき」に書いていきます
by eilene
プロフィールを見る
画像一覧
Voted Scotland,2014
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

*リンク*

うちの人のフリッカーサイト
[象] Zou san


L&Cウェブサイト


I'm with Oxfam GB


私の心はここに 緑の党
*Scottish Green Party*


All Of Us First

ブログジャンル

画像一覧