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にっき

 

フィレンツェ旅行Ⅱ

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またイタリアに来れますように・・・ このイノシシを触ると(フィレンツェだったか、イタリアだったか。とにかく)戻ってくると伝えられているそうで、鼻の頭あたりが触られすぎて色変色(笑)
フィレンツェの名物はイノシシの肉だそうです。
あの場所に行く前は私も「触りたい!」と思っていても・・その場所にたどり着き、イノシシを触るのが恥ずかしすぎてただ見てるだけでした。

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教会をたくさん見てきました。私はそれが目当てだったので。
壁に描かれている聖書の話や当時の様子にそれぞれ時代の違う聖人たちが描かれているのを見ていて少し笑えてきましたが、やはり壁の大きな絵を見ると無言になります。
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などなど。

街の角にはマリアの絵、イエス・キリストの絵、聖人の絵も多く見られ、花が飾ってあったりロウソクが頻繁に使われてる様子もあり、カトリック、本場だなと思いました。
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などなど。

イタリアの街のそこら中に「落書き」は見られ自分達の気持ちを表現しているようですが、ミケランジェロがいた時代も壁や天井に彼らの表現を描いていたのかもしれません。
現在の壁に描かれる「落書き」も中にはすごいのありますよね(良くも悪くも・・)。
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壁だけには描き足りないのか??街中を走る小さなトラックにも描かれている(笑)

偉大な画家達が、当時の権力ある人から頼まれて描く宗教画の時は「ユーモア」と「皮肉」を付け加える事もあったそうです。あまりにも大きな絵なので細かいところまでは見れない。遠いところで全体的に見ると「マジメ」に見えるけど、細かい部分を見ると色々と「おちゃらけ」た部分も描いていたそうです・・・。
また、画家自身も絵の中に自分を描いていたそうです。画家の中には、自分を描くとき他の人と目の視線を変える画家もいたそうです。自分に自信があれば?目を、見る人に合わせてくるらしい(笑)『俺はここにいるぞ』という感じでしょうか? ウィリーを探せみたいな状態です(笑)

サン・マルコ教会の中で展示されていた絵(最後の審判の日、地獄と天国に分かれる絵)には、驚いたことに「聖職者の数人」が地獄の場所に描かれていたことでした!パッと見た目は気がつかなかったのですが、地獄部分の真っ裸になった汚れた体がうずめく間に、明るいコートと聖職者が身に付ける帽子を被ったキレイな姿が描かれているのに気がつきました。素通りで見ていたら「はいはい、最後の審判の日の絵ね」で終わりだったのですが、「何なのだ?」と思って良くみたら聖職者じゃないですか!主人に声をかけ、主人も驚いてました。

宗教、上に立つ場の身の人間も、神の目には違って見える、これだなと思いました。

私達は、イタリア、カトリックの国、典型的な想像は聖職者も聖人に含まれ全て天国行きだと思っていたので、この絵や他の絵を見たときは本当に驚きました。
(キリスト教の中でも「プロパガンダ」が存在している。)

この天国と地獄の描かれた時代までは調べなかったのですが(写真も撮るの禁止な場所で)、1700年代か、1600年代くらいのはずです。この展示されていた他の絵にも同じように「公平さ」を表現していた絵がありました。
現代の絵ではないので、ちょうど宗教絶頂期だったんじゃないか?と、そこから考えるとそんな危険な大胆な表現ができるものだったんだろうか?とこの絵を描いた人を心配しましたが、当時でもすでにそういう風潮はあったのかと思い、同時に嬉しい気分になりました。

サン・マルコ教会でもそうだったのですが、、聖人たちが血を流している絵だとか、首を切られている絵だとかを多く見ました。天井にも壁にも、そしてみな顔は笑っている。これだけでメッセージが伝わってきました。切られて血が噴出してるけど顔は笑顔、さすがにこういうのは不気味でしたけどね。。でも嘘を語っていない、正直さも伝わりました。

1週間、合計で700枚以上も写真に撮りました。全てを見せられなくて残念ですが、イタリアの雰囲気味わってもらえたら嬉しいです。(もちかしたら私の見るイタリアは普通の人が見るイタリアとは違っているかもしれませんが・・・)

フィレンツェだけで興奮。



by eilene | 2010-06-09 12:43

質素ではなく、素朴な生活がしたい。人生山あり谷あり崖あり。スコットランドからこんにちは、日々思うことを「にっき」に書いていきます
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