にっき

 

敷金と"wear and tear"

今日のブログ、長いですよー!
気をつけてくださいね。

引越し後、新しいところの不動産屋さんとの契約や連絡取りなどに忙しくしている最中、

(過去となる)数ヶ月前まで住んでいた大家さんとの最終賃貸契約終了の手続きもしなくてはならず、意外と忙しい日々を送っていました。
大家さんと最後に会ったのは、フラットで一緒に最終立ち退きのチェックをした日、6月24日です。

『口約束は、何の効力もない』

この事件で改めて人間の口は信用ならないものだと思うようになりました。紙にサイン&日付けハンコを押したのを作成か、Eメールのやり取りを必ず残しておくこと。(それでもダメなときはあるみたいですが!・・それはのちほどまた・・)

前の大家さんとの敷金返金の交渉。
この大家さんは・・・本当におかしな人だった・・・。
私が思うに、私が不動産屋で働いてたとして、この人が大家さんでやり取りをしないといけない立場だったらノイローゼになるか、担当を変えてもらいたい、そんな大家さんです。
私達5年も住んでいて、その間2度も書類を(最終的に全く同じ書類を3度も)渡していて、本人も受取ったというのに、「これ知らない。あれ知らない」という人で本当に大変でした(涙)

とにかく。私達は敷金を530ポンド払いました。
(5年前の家賃が430ポンドだったから、家賃+100ポンド)

先月末に、立ち退きチェックのときに一緒に作った簡易書類に私達もサインして、数日前にようやく大家さんが「よしでけた!」と最終的な請求と説明をしてきました。

今回の私達の場合。1つ瓶の栓抜き不明、1つ小皿を割ってしまったのでその代償、ドアの1cmくらいのペンキ(私達の知らないこと)、棚に付着したやはり1cmくらいのペンキ(私達の知らないこと)、コンピューターデスクの脇のベニア部分のはがれ(3cmくらい)が破損(私達の知らないところ)を指摘され、これを敷金から差し引くということ。

もとい、ダメ人間っぽかったので、こちらから「何を直したのか、どう直したのか、全てにおいてレシートも見せるように」と言っておきました。

1つの瓶の栓抜きOK
1つ小皿を割ったOK
ドアと、棚(目の見えない高さ)、コンピューターデスクの脇のベニア部分のはがれには全く不意を撃たれ、何も証拠に残していなかったために敷金から差し引くと言われるままになってしまいました。

(なお、玄関のドアの内側に前の住人が残して行ったパンチの穴は別に構わない大家さんなのに、ペンキは気になるみたい→このドアも引越した当初から「直してください&私達が付けたものではない」というのを大家さん/不動産屋さんへ共に報告、『大したことじゃない』とその報告を無視していたこと。)
私が、絶対に大家さんはこのドアのことを指摘してくるはず!と思っていたら、やっぱり、この大家さん指摘してきて、私達がやったことにしたいというのが明らかだったので、証拠を見せてバックオフさせました。これには腹が立ちましたよ。
あと、大家さんは、どうやら自分が使っていた不動産屋さんの言う請求書が納得しないようで私達に何を直したんだ?いつ直したんだ?としつこく聞いてきて困りました。。そんなこと何年も前のことでカレンダーも引越しにつき捨てたし、定かでないけどいつ頃か?と何を直したのかくらいのみ答えられるけど「いくら掛かったかなんて知らないこと」、大家さんと不動産屋さんのことなのに、なぜ私達が関係する?あなたが管理してないせいでしょ?みたいな(怒)

それはお前が、その請求送られた時にお前がチェックすることだろうが、

と本当に頭に血が上りました。
私達は当時、不動産屋さんを使っていたから全ては不動産屋さん任せにしてあったし、不動産屋さんと大家さんのコミニケーション不足をこっちに不満を付けられても困ると本気で思いました。

もちろん、ここの不動産屋さんとこの大家さんを使うことは二度とありません。

最終的に、栓抜きと小皿、小さなくだらない部分の代償を"wear and tear"(のちに説明しますが)を理由にされ私達が払うことになりました。大きな金額でなかったので納得して、敷金£530 のうち £17.60 を差し引かれ £512.40 が私達の手元に戻ることとなりました。
この大家さん、本人もペンキ部分をどうやって直すのか、直す必要なんてないし、コンピューターデスクの脇のはがれた部分だって直す必要もないのを悟ってか?私達に、「いくらくらい請求したら良いのかな?」と質問してきたので、それには私達もどう答えて良いのやら困惑・・丁寧に『直す必要ないから請求しないほうがフェア』と返事しようとしたところへ、数日後「10ポンドくらいでどうかな?」というのでこっちもOKの返事しました。

非常に疲れる。

すでに、差し引いた敷金の返済については私達宛てのチェック(小切手)にしてくださいとお願いしているのに、銀行電子振込みが良いだろうから内容を教えてくれと言う・・・。

答えはノー。
敷金差し引いた分の内容を書いた用紙と終了のむねを書いた手紙に、小切手を一緒に送ってくださいと再度お願いしました。

私、ホントに信用していない(^^;)

すでに私達の新しい住所も用紙に印刷して渡してあるのに、その私達の住所も間違っている・・。それも訂正しましたが。

書類を何度も渡しても意味のない、、元大家さん。
この大家さん、ジャーナリズムの教授をロンドンでしてるんだとか、以前にはBBCで働いたこともあるとかという人らしいです、、、マジですか?と頭を疑いたくなるような馬鹿さ加減に私達はあっけに取られました。

怖いのが、こういう大家さんだから後から多額な金額を要請してくるんじゃないか?と、私は少し心配気味です。

だから、早くさっさとこっちも払うのは文句なく払って「終了・完了」ということでこの大家さんとは手を切りたいというところです。


敷金と"wear and tear"
イギリスでは、敷金は税金の滞納、家賃滞納、故意に壊した物や付属品紛失に充てられる物ということで、大家さん/不動産屋さんはそれ以外で残った敷金は賃貸者側に返す義務が今では当たり前になりました。
"Fair wear and tear"というのがあり、消耗品というか、使っていれば時が来れば自然に古くなる、自然な現象のこと、この"Fair wear and tear"を考慮しなければなりません。

何がどうで、どうしたら"Fair wear and tear"なのか?どこを基準にするのか?

↓ここを読めばはっきり納得。↓
Fair wear and tear - this means making an allowance for: -
イギリスの賃貸関係を一応取り締まっている機関 ARLA ("The Association of Residential Letting Agents" の省略)

"Fair wear and tear"これが人種を超えた、人間の感性またはモラルの問題にもなります・・・。長い間、住みかを守ってくれてありがとう、という大家さん、お金を取るのが目的の大家さん、それぞれでストーリーが別れます。。

賃貸住宅においての敷金返済については、かなり多くのイギリス人が苦い思いと悔しい思いをしていて家庭裁判沙汰も普通にあるみたいです。
(敷金返金問題のほかには、立ち退きの際に発生する清掃代の請求でも問題はあるようです。)

日本では敷金は絶対に返ってこない物ですね。

イギリスでもかつては敷金はなんだかんだ理由を付けられ半分は絶対に戻ってこない、または戻ってこないのが普通。または敷金以上の額を請求されることもあるらしいです。
(敷金は絶対に必要なのは十分に理解できます、中には本当に悪い賃貸住人いますから!!)
ここ数年で、イギリスでは敷金は公正に扱うべきだという感覚に変わってきたようです。

● 日本で言えば、住人が出るのを機会に畳みや部屋の改造など理由なしに新しくする→これは私は敷金から出すものでなく、"Fair wear and tear"の範囲だと思うので理由がはっきりしないで畳みを新しくするという事に敷金を使うのはダメだと、そういうレベルだと私は解釈。

● ペットを飼っていた、子供がいた、部屋を乱雑に使用していたなどで汚れ破損が発生した場合は借りていた側が代償するのが常識。 自分で業者を使い直すか、大家さん/不動産屋さんにお金を払うかする。、と、こういうレベルのだと私は解釈。

なので最初のインベントリー(付属品+状況チェックリスト)がかなり重要になってきます。これを怠ると相手のやりたい放題。

今では、プロのインベントリー屋さんも存在するらしいです。私達は自分達でやっていますが(そんなお金払いたくない・・)、大きな会社とかで家を借りるとかする場合にはプロは必要になってくるだろうなと思います。

私達、イギリスに来て初めて主人と2人で住んだ賃貸のフラット(約1年ほどだけ)の大家さんは良い人で、不動産やさんも良いところで敷金が全額返ってきました。

+どんなに小さな、ほつれた糸から小さな汚れでも何でもインベントリーには書いておくこと+

確かに、、今回、小さな部分(はがれた部分とか!)を見落としてしまったのは私の落ち度だったのは認めますが、クセのあった大家さんに対して敷金£512.40が戻る予定、その結果は意外で私達は素人ながらに交渉を渡り合えたのだから良くできたと思います。(最終的に大家さんから小切手と終了の用紙をもらうまでは安堵できませんが・・)


長くなりましたが、今の不動産屋さんとは今のところ関係は良好。新しいところに住み始めて1ヶ月を過ぎました。来月末に初回のプロパティーチェック(お部屋のチェック)があります。今の不動産屋さんは定期的に家を見てきてくれるということので私は安心しています。その都度変化があれば不動産屋さんも知っている、私も伝えやすい。
(このプロパティーチェックが以前のところではあったのかなかったのか今では疑問です。1度だけ、私達がちょうど不在の時に大家さんが来たというけど、うちの大家さん立ち退き最終チェックの日に自分のフラットなのに何も知らなかったようだし・・家賃上がったことも知らないと言っていて・・とても変な人だった。)

今の不動産屋さんの対応が非常にプロフェッショナルで好感があります。これが普通なのかもしれない・・と思ってもしまいます。この調子で行ってくれると良いなと願います。
気に入っているのは、私達に専属のプロパティーマネージャーが付いていて、その人に直接連絡すれば良いというところです。このために、電話たらいまわしされあげくには無視されるということがなく話しが通じる。
今回、私は新しくさらにインベントリーの完成度をアップさせ、小さなことでも写真付きにして今の不動産屋さんに渡しました。
それをしても、今になり2箇所見落とした部分発見。完璧にはいかないものだけど私に出来ることはやった。
今のところを借りる前に、"Fair wear and tear"とはどういう基準か?ということも不動産やさんに聞いてあり私達はそのプロパティーマネージャーの答えを信用しました。
そんなんで、微妙ながらにも?お互いにフェアだと感じている様子。

良い大家さんと良い不動産屋さんに出会えれば、私はそれで十分だと思う。
あとは、私達もキレイに家を使う努力とキレイに使おうと専念すれば良い。
やはり借りている身なんだからね。
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by eilene | 2012-07-25 13:50 | 日常&雑談

質素ではなく、素朴な生活がしたい。人生山あり谷あり崖あり。スコットランドからこんにちは、日々思うことを「にっき」に書いていきます
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