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にっき

 

引越しの準備 2015年

さ、家を買うので近づいてくるのが、今住んでいるフラットからの引越しです。

先週、私達の使う不動産屋さんのオフィスへ直に行って(郵送だと信頼できないから)、フラットの退去願いを出してきました。1ヶ月前に出すのがルールなので。

明日の夕方、すでに私達のフラットの中を見たいというビューイングの予約が入りました。

早いな、、早い。

とにかく、それは良いのですが、、、不動産屋さんのホームページへ行き『うちらの家賃はおいくらになるのか?』と興味本意でチェックしてみたわけです。

驚いた・・・。

私達は月に495ポンド払っているのですが、新しい住人さんは月に525ポンドも払うことになる!!!
このフラット管理会社が、月30ポンド(+)のサービス=フラットの管理をするか?と思うと、絶対にあり得ない。管理最悪ですから。
(私達の最初の家賃は475ポンドでした。一度家賃の値段が上がって495ポンドになりました)

525ポンドかぁ、、、ワンベッドルームなのに。
ただし、私達のフラット、私が何個も見て回って見極めて選んだこともありだいぶ良い状態のフラットです。
フラットの状態と広さを見たら、今の時期なら525ポンドは悪くないのかもしれない。

エディンバラの中には、ボロボロ&壊れている状態や、かなり狭いフラットでもこれくらいの値段を平気で取る大家もいる=それが相場だから、と賃貸管理会社に言われたら家賃を安くする大家も居るはずがない。

ただ、この家賃、これは酷い・・・。
フラット管理会社の、フラットの管理の対応がマズイから、この値段は酷いと思うわけです。
私達の今いる地域は、比較的に家賃は安めなほうなのにこんな額になってしまっている。。

エディンバラ市内の家賃事情が本当にヤバイ。
エディンバラは昔から高いと言われていたけれども、地域によっては家賃も安く借りれた街(だった)。
エディンバラ、、これからもっとロンドンみたいになっていくのだろうか。。
ディマンドが高いからしょうがないのだけれども・・・。

これだから大家はだいぶ儲かるわけですね。
お金に問題ない人は簡単にポンポンと家を買うことが出来るんですもん。

でも。
こんな状態でも、賃貸で市内で住みたい、住まないといけない状況の人たちがいて家賃を払う人がいる。
大きな街の家賃が高くなっている、もう一つの原因に、家賃の補助がイギリスにはあります。
この補助を受けられる人たちは幸い=家賃、光熱費などが安くなるから。
この補助を受けられない人たちは、食費を削ってでも家賃を払わないといけないということになるのです。


幸いにも、私達は家賃の補助も不要で一つの収入でやっていけるから良いのですが、この現象は今のイギリスの家賃貧困となっている。

色々言われていますが、一番てっとり早い解決策は『家をもっと建てろ』ですが、これやっても全く問題は変わらない。
家賃の規制が先。これを直さないと何も変わらない。
イギリスの賃貸事情は本気でやばいレベルだと感じます。

【ちなみに。
私達が買った家2LK。エディンバラ市内から車で30分ほど出たところの町。この家を仮に私達が貸し出すとしたら、ここの地域の家賃の相場で600700ポンドくらいなら取れるようです。でも私達が住宅ローンで返済する月々の額は280(家と生命保険含めても)ポンドです。この図を見ると、本気で賃貸市場は悪だと思います。。】

家に住む、という事は、こういう【】の中の図にならないのが理想であるべき。
こんなシステムをイギリスの政府は「良い事だ」として無視していること。
やばすぎる。

どうして、同じ家なのに、こうも違う話が生まれてくるのか・・・。
資本主義を通り越して、サディスティック資本主義になっている。


引越しが待ち遠しい、今日この頃です。



by eilene | 2015-04-15 12:34 | 日常&雑談

質素ではなく、素朴な生活がしたい。人生山あり谷あり崖あり。スコットランドからこんにちは、日々思うことを「にっき」に書いていきます
by eilene
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