にっき

 

イギリスでもシコリが残る、第二次世界大戦の痕

「戦争の罪と向き合わず」=70年談話で英紙社説

こう書かれてしまうと、本当に悲しいことです。
私は、これは日本のイギリス人の捕虜の件を裏に思って言っていると思います。

ただ、分かる。分かります。
「野蛮な体制」
が崩れた、日本人の私ですら、それは本当に良かったことだと思う。
ただ、感謝をしろ、と言いたいのだろうか・・・。
感謝を忘れるとはどういうことか!とでも言うのでしょうか・・・・。
原爆などについても、「日本はなぜ感謝しない?感謝されても良いのに」とでも言いたいかのよう?、、。

日本の戦後、「野蛮な体制」が本当に無くなったのだろうか?
その「野蛮な体制」を、手なづけただけだったのではないだろうか?

こういう話をすれば、、ぐるぐると、どっちがどっちの話で前に進まない・・・。


日本軍の捕虜たちへの仕打ちについて。
非人道的、餓死で多くのイギリス人捕虜たちが亡くなっている。
これも、日本側は、捕虜になったのだからしょうがない!と言ってはいけない。
悪い日本軍だけが居たわけではない、という話が出てきますが・・
その良い日本軍の人の下に居た人は極わずか、、ラッキーではなかった人たちのほうが多く居るわけです。
確かに、日本は隣国(韓国と中国)には反省を述べているのかもしれない。
その他は「他、多くの犠牲者」として一つにくくってしまっていることがいけないのかもしれません、、。


BBCラジオ4では、8月に入り日本の原爆の話を、日本人の妻とイギリス人の夫をゲストに迎えて当時の様子を話していました。
お2人は、仏教徒だそうで「人の心を変えるのは出来ないけれども、私達が行動することは出来る」と平和運動を続けているそうです。

また違う日(1週間後くらい?)には、BBCラジオ4で、私は最初そら耳で聞いていたので詳しくわからないので申し訳ないですが。日本の政府関係者だったのか、または外務省関係者だったのか、10分~20分くらいのトークで、BBCラジオ4にゲストで呼ばれていたのをラジオでちらっと聞きました。
いつも、ラジオはBGMで聞いているので「お、日本人?」というときにはもう話は進んでいるわけです・・。
BBC4ラジオのプレゼンターが、その日本人の人に質問していました。

「日本はまた軍国主義になろうとしているではないか、違うのか」と質問していました。
冷静であるべきプレゼンターも?やや声が大きくなるので、何か憎たらしいという思いが込められているのだろうな、、と聞いている私は思いました。

日本人の答えは、びっくりするほどに(ほとんどの外国人は、質問に対して答えがなってない時が多いので・・)、日本人の答えは、日本の政府が言うことと同じことを答えていました。
私は、また同じことを言っているのかぁ、、と少しガッカリしましたが、プレゼンターの質問に的確に答えていることを聞いて感心しました。たとえ、日本の首相と同じ意思を言おうとも、それが彼の仕事なら。

『軍国主義ではなく、(抑止力?という意味で?)平和を維持するための』うんぬんと、日本の首相の意思と全く同じ事を英語で答えていました。
原爆についても、あれは「市民対象」だったこと、軍人対象ではなかったことを貫いていた。
私も、「軍人対象ではなかった」それを貫け、と思って聞いていました。


この、15日付の英紙タイムズで。
「原爆忌や終戦記念日で、日本は戦争の加害者というより、被害者であるという神話を維持している」と指摘。


との、ご指摘。
神話を維持していると思われているのか、、、原爆後、どんな状態の人間が居たことか、、今現在でも苦しんでる人もいるのに。
神話と言うのか、、この新聞のコラムでは。
非常に悲しい事です。
これが政治目的なのか、イギリスは何と言おうとも軍事国家で「野蛮な体制とイギリスはいつでも戦う!」と意識してるからか、それとも単なる「被害者づらするな!このやろう!」と正直な思いを言うだけなのか、分からない。

これから、イギリスでも、アメリカでも、中国でも、日本でも「あの時に!どっちが酷い仕打ちを受けたか!」という話になっていくのでしょうか。
そうなっていって欲しくない。
『戦争は、酷い仕打ちが出来る、出来てしまう。バカげているのだからお互いに戦争などは止めよう!』という動きになって行ってほしい。


今の所、日本が誇る事は日本は第二次世界大戦後に戦争は一度もしていない。(憲法を守っている)
その、第二次世界大戦後に段々と考え方が違い、今では無用だったと言われる中東の戦争をしているのはイギリス。

現在の多くの日本人は「戦争はあかん」と思っている。と、私は思いたい。


もとい、イギリスも、第二次世界大戦の時には特にロンドンの街はドイツからの空爆を激しく受けています。
ただ、日本との違いは、イギリス人の国民自体が「戦争で市民が犠牲になる」ということに対してはしょうがない事だと思っているのかもしれません。
なぜなら、イギリスが国を上げて「時の戦争でイギリス人市民が犠牲になった!!」と抗議や不満や文句は表に出していない。
そこの違いが、イギリスは日本の「被害者づら」が気に食わないのかもしれません。

今は、微妙ながらに、個人アート展などで「イギリス軍が、イギリス人にしてきた事」などという展覧会は行われているけれども、これも非常に少ないし、政治問題に思われ展示することすら容易な事ではない。やはりイギリスは「野蛮な体制を崩す!」(それが捻じ曲げられた事実だとしても)という誇りがあるので、その時にイギリス軍が自国の民にしていたなんて批判的な事を公にすることは難しい。
逆に、戦争の美化を進めたいイギリスなのかもしれません。

イギリスで、自由に発言が出来ていたのは60年代だけだったかもしれません。
その時には盛んに「平和運動」が行われイギリスの徴兵制度を失くすのに成功している。これはその当時の運動は、現在では60歳後半の人たちの誇りとなっている。

それでも、今でも、原爆を落とすのに正当性があったと思っている人たちがイギリスにはたくさんいる事は確かです。

私も、「原爆投下に正当性なんて見当たらない!」とイギリス人に言うよりも、『あなたは原爆を人間に落としても良いと言うのですか?あなたの街に落とされたとしたらどう思いますか?落とさない世界が訪れることは望みませんか?戦争が無ければ良いと思わないでしょうか?』と、言えるように、考え方を変えなくてはいけない。

数日前に、私も私のにっきで『原爆はテロ行為』と言いました。

でも、そうか・・・。
イギリス人は、原爆でも大量破壊兵器でも化学兵器でも何でも何を使っても、市民は戦争の犠牲になるものだ、と受け止めている。
Greater goodがどこの世界でもある。
この、心理的な受け止め方が日本人とは違う。
だから、今でも中東を中心に市民に空爆しても「どおってことない」と思っているのかもしれません。
(シリアを今度は爆撃したい、イギリスですし・・)
Greater good・・・。


イギリスの中でも多くの人が平和を望んでいるし、武器ではなく文化と教養を、と声を出している人が多くいます。

本当に、日本の行った第二次世界大戦の過去は重い。
負けたから、だけではない気がします。
命の重みの扱い方などを、当時の日本人とイギリス人とで大きく違っていた。
あの当時は、イギリスの軍人って言っても、農民や若い世代で健康的な普通の国民が選ばれ戦っているわけですから・・。
今のように、必殺仕事人の軍人のみが戦争へ行くのとは全く違っていた。
それだけに、戦場での状況は酷いものだったと思います。
空腹、病気、寒さ、暑さも含まれるわけですから。

日本も、極、極普通の人が戦地へと送られた。それはどこの国でも同じことだったでしょう。
仲間同士で励ましあい、戦場の恐ろしさ、血生臭さを経験する。

戦争はいつでも起こり得る。
その通りです。
「戦争反対」と声を出す事はいつでも簡単に出来ることではない、と思います。
戦争反対と声を出すことは、いつの時代でも命を掛けている。
平和ボケと呼ばれるけれども、日本国内で「戦争反対」と言える、そんな日本はすごい。
すごい事なのだ、と、私も誇りを持っていたい。

中国や、ロシアは、どんなに危機的な事があろうとも、それでも戦争という戦争をしていない。

戦争を今でもしているのは、色々な嘘の理由をつけて、かつて「野蛮な体制」を崩した、イギリス、欧州、アメリカ。

「戦争の罪と向き合わず」=70年談話で英紙社説
この社説が、今現在イギリスの行っていることが自国に問いかけが戻ってくるはずです。

日本は、日本人は個人個人で向き合っている。

イギリスは、今の戦争をして今後その罪と向き合うことが出来るのか?どうか。
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by eilene | 2015-08-16 14:24 | 気になるニュース

質素ではなく、素朴な生活がしたい。人生山あり谷あり崖あり。スコットランドからこんにちは、日々思うことを「にっき」に書いていきます
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